Hunt+の基本理念は野生に息づく“いのち”に触れることでご自身の“いのち”を感じてもらい、それぞれにあった生き方/考え方などへの「気づき」や人生への本質的な「答え」との出会いの場へとお連れすることです―
僕は10-30代半ばまで、「死」を感じる場所によく身を置いていました。
死の淵を三度さ迷い、報道マンとしてアフガンなど内戦・紛争地を6か国以上わたり歩き、国内では貧困・自殺・餓死といった現場ばかりを取材していました。このような現場では、もがいてももがいても這い出せない、重く澱んだ闇のなかをただ彷徨い続けることしかできない人々が日本社会にすらたくさんいて、そういった人たちの日常に密着取材などで浸かれば浸かるほど、僕の心臓はガリガリ…ゴリゴリ…と削られていきました。
でもそれが、狩猟で捕獲されたある一匹の鹿と出会ったことで救われました。もちろん捕獲したのですから間もなく鹿は殺されるのですが、その場には「死」と「生」が共存していました。鹿は自分の命よりも「種の存続」=次世代の「生」のために周囲の仲間に対して「ここは危険だから逃げて―!」と鳴き、僕はその気高い命を戴き、それをもって明日の自身の「生」につなげる―。
つまり、それまでは暗澹とした人間社会でずっと明日を想像しにくい「死」の雰囲気に覆われていたのが、そんな命を奪う現場で逆に自然の循環・大いなるつながりの中の「生」、そして本質的でとても温かみのある希望や光までも感じ、僕らの体を作っているこの鹿のような気高く無垢で生にひたむきな何万もの動植物のいのちがその存在を僕の一つ一つの細胞を揺さぶることで一斉にアピールしてきて。。。
そうして僕は初めて、僕自身が存在していること自体の重みを知り、生死の境をさ迷っても、銃弾が飛び交う最前線に立っても辿り着けなかった「生きる」ということの本質を感じ取れた気がしました。
…もう十分ですが、もっと長く書いているのがこちら↓にあります(笑 https://www.hunt-plus.com/read-more1-staff
Into the Wildをより簡潔に言えば、狩猟というある種の劇薬的な体験をツールにすることで“いのちや環境を大切にしよう”の「その先」の本質面にまでお連れする狩猟体験プログラムです。マッチョな感の強いハンター養成講座のようなものとは異なり、下は4歳前後から上は70歳前後までと幅広くご参加いただけますし、狩猟をやりたい方にとっても中級レベルまでのノウハウ等はご教示できるかと思います。どうぞ振るってご参加ください!
・催行日:4月23日(土)―24日(日)の1泊2日
・募集定員:10名ほど ※定員に達した時点で締め切ります。(当面2か月に一度は催行するので応募に間に合わなくてもご安心を!)
・参加費(税込):26,000円
・参加対象:中学生から上は80歳前後の普通に歩ける方ならどなたでも
・持ち物:汚れても良い服装、グリップが利くくるぶしまで高さのある靴または長靴、軍手、ペンライト、着替え、洗面具(タオルなど。シャンプー系はあります)、寝袋&寝袋用マット(※貸出有り、要予約)、その他(常備薬など必需品)、一日目の昼食
●スケジュール ※まだ大まかなものなので多少の変更があります。
【1日目3/7(土)】
・AM10:30:Hunt+集合
・AM11:00:自己紹介&アイスブレイク
・PM 12:00:昼食(各自持ち込み)
・PM13:00:座学 ―ヒトと房総の野生生物―
・PM14:00:ハンタートレイル
・PM16:00:罠の仕掛け方講座
・PM18:30:ナイトサファリ
・PM19:30:夕食&宴
【2日目3/8(日)】
・AM8:00:朝食
・AM9:00:解体など ※予定が流動的ですが肝の内容です。
・AM12:00:昼食
・AM13:00:キョン革ワークショップ
・AM14:00:ふりかえり& 解散
以下の質問に回答の上(参加者各自) 下記メールまでご応募ください!
・お名前: ・年齢&性別: ・住所&電話番号: ・Hunt+までの交通手段
♦送信先: huntplus.lg@gmail.com
※複数の場合は全ての方の情報をお願いいたします。保険加入に必要です。
※お支払いは郵貯へのお振込みとなります。追って口座情報をお知らせ致します。
※大原駅まで無料送迎いたします。
※小雨決行