サイト巡回していたときに、『I』区画でキャンプを楽しむ男子3人組に出会いました。
彼らは、着火剤を使わずに、ライターと小枝で火をつけようと奮闘しているところでした。
特に理由もなく、「ただ、敢えて(着火剤を使わずに)やってみよう!と思って・・・」とのこと。
また別の区画では、ソロキャンプを楽しむ男子の方が包丁片手に焼き鳥を仕込んでいるところに遭遇しました。
聞くと、「いや、普段は全然料理しないです・・。でもキャンプのときはつくります!」とのことでした。丹念に、鶏もも肉をスライスしながら葱と一緒に串に一つ一つ刺していました。
どちらのお客様も本当にその時間をただひたすら「楽しんで」おられました。
手間をかけることを、時間がかかることを楽しんでいるのです。
普段の生活ではやること(やらなければいけないこと)がたくさんあり、効率化、効率化を否応なく求められます。
しかし、キャンプでは自然の中に入り、自然の一部となり、時間の流れ方が変わります。
何もないところから寝床を作り、火を作ること、食べるための準備をすること、コーヒーを豆から挽くことなど《最も原始的なプロセス》そのものを楽しめる場所なのかもしれません。
手間が楽しいというのは、一見矛盾しているように思えますが、キャンプ場では不思議とそうなるのです。そんな、手間のかかる楽しさを味わいに、御宿ドローン&キャンプにお越しいただけたらとても嬉しく思います。