SAVE JAPAN PROJECT
2025年2月2日(日)
しもはじエリアで『SAVE JAPAN 2025』の「里山の生態系を守るエシカル消費でネイチャーポジティブを目指そう」というイベントが行なわれました。
天候が悪かったために里山ウォーキングは中止になりましたが、発酵ランチ、味噌づくり体験は実施しました。
茨城大学の石島美子教授による「生物多様性とエシカル消費」の講演は納屋カフェで行なわれました。
エシカル(倫理的・道徳的)消費というのは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のこと。
地元で食材を作り、それをできるだけ無駄なく消費につなげていく取り組みです。
しもはじを拠点に活動する「NPO環~WA」は、地元産のたのくる豆を作り、農薬を使わない米づくりに取り組んでいます。
今回のイベントでは、石島教授と納屋カフェシェフのコラボによる「発酵ランチ」が参加者に提供されました。できるだけ地元産の食材を使い、発酵食品をメインに使ったランチボックスはとても好評でした。
午後に行なわれた「味噌づくり」は、大釜で煮た大豆と糀、塩を混ぜ、丈夫なビニール袋に入れて各自が手でつぶすという方法で行ないました。
よくつぶした味噌は「玉」にして空気を抜き、容器に納めました。
味噌を手作りしていく過程をリアルに感じることができ、参加した方からは「これが自分の味噌になっていくのが楽しみです」という声が聞かれました。
※味噌ダル(琺瑯)希望者は別途料金
しもはじ通信 編集者
エバちゃん