スプリングスひよしキャンプフィールド/DOD CAMP PARK KYOTOでは、近畿大学バイオコークス研究所との共同研究として、環境にやさしい次世代燃料「バイオコークス」の実証実験を行います。
バイオコークスは、稲わら、もみがら、間伐林、お茶かす、コーヒー豆かすなど、従来は廃棄物として処理される物などをバイオマス原料として製造された固形燃料で、薪や化石燃料の代替として利用できる可能性を持っています。
従来の薪と比べて燃焼効率や環境負荷の軽減が期待され、持続可能でエシカルなアウトドアスタイルの実現につながる取り組みとして注目されています。
※エシカルとは、人や社会、地球環境に配慮した考え方や行動
今回の共同研究では、キャンプ場にお越しのお客様へバイオコークスを配布し、実際に焚火や調理などでご利用いただきながら、
・火力や燃焼時間の違い
・使い勝手やご感想
をお伺いし、今後の研究に役立ててまいります。
本実証実験では、下記の内容でお客様にご協力をお願いしております。
・配布開始日:2025年9月11日より
・配布終了予定:数量限定のため、なくなり次第終了(最長で2026年3月末まで)
・配布対象:キャンプご利用でアンケートにご協力いただける方
皆さまからの体験とご意見が、環境に配慮したエシカルな選択肢を広げる大きな力となります。
ぜひご協力くださいますようお願い申し上げます。
【バイオコークスとは】
稲わら、もみがら、間伐林、お茶かす、コーヒー豆かすなど、従来は廃棄物として処理される食物加工残渣、衣料廃棄物、間伐林などのバイオマス(再生可能な、生物由来の有機性資源)を原料として製造する固形燃料。平成17年(2005年)に、近畿大学バイオコークス研究所所長の井田民男らが開発しました。光合成を行う植物資源等を100%原料にしているため、CO2排出量ゼロのカーボンニュートラルな次世代エネルギーとして普及が期待されています。
引用:バイオコークス研究所
【研究機関・製造者のご紹介】
■共同研究主導:近畿大学 バイオコークス研究所
URL:https://www.kindai.ac.jp/bio-coke/
■製造者:北川造園