岳切渓谷に響く"河鹿ガエル"の声。清流が育む初夏の音風景

登録日: 2026/05/22

岳切渓谷は、耶馬渓溶岩が造り出した 巨大な一枚岩の岩盤の上を清流が流れる、全国でも珍しい渓谷です。
渓谷の入口から落差27mの大飛の滝まで続く約2kmは、まるごと"水流遊歩道"。
春の芽吹き、夏の沢歩き、秋の紅葉と、四季ごとに違う表情を見せてくれます。

そんな岳切渓谷で、初夏になると聞こえてくるのが 河鹿(カジカ)ガエルの澄んだ鳴き声です。
渓谷を歩いていると「フィー…フィー…」「カラカラ…」
と、まるで楽器のような高い音が渓谷に響きます。
この声の主が、水が極めて綺麗な場所にしか住めない
日本固有の渓流性カエルである河鹿ガエルです。
鳴き声は"日本一美しい"とも言われ、
4月から7月頃が最もよく鳴く季節です。
岳切渓谷の清らかな水と静けさが、河鹿ガエルの声をより一層際立たせてくれます。
河鹿ガエルがいる=自然が守られている証
河鹿ガエルは、環境の変化にとても敏感な生き物です。
そのため、岳切渓谷で声が聞こえるということは、
この渓谷の自然が今も豊かに保たれている証拠でもあります。
渓谷のせせらぎと河鹿ガエルの声が重なる時間は、
ここでしか味わえない"音の癒し"です。
河鹿ガエルの声を楽しむおすすめ時間
夕暮れ?夜にかけて
渓谷入口から少し歩いた岩盤エリア
水音が穏やかな場所
沢歩きの途中で立ち止まり、耳を澄ませると、
どこからともなく"フィー…"と響いてきます。
四季の岳切渓谷 × 河鹿ガエルの魅力
春:芽吹きの緑と清流の音
初夏:河鹿ガエルの鳴き声が最盛期
夏:沢歩きで涼を感じる
秋:赤や黄色の紅葉が渓谷を彩る(穴場スポット)

どの季節に来ても違う魅力があり、何度訪れても飽きません。
この季節だけの"音のキャンプ"をぜひ
河鹿ガエルの声が響くのは、ほんの数ヶ月だけ。
岳切渓谷の自然と清流が作り出す、特別な音風景をぜひ体験してください。

また、キャンプ場も年々進化しています。
2019年にリニューアルされたばかりのコテージエリアや
2023年には夏を彩る 風鈴とかざぐるまが新たに設置(5月から9月のオープンシーズン限定)されました。
深緑のコテージは木の温もりが心地よく、
渓谷の自然と調和した落ち着いた空間になっています。
深緑のコテージでくつろぎながら、
渓谷の音に包まれる時間は、きっと忘れられない思い出になります。