実は米作りは赤字でやらない方がいいくらいなのですが、仕方なくやっているといったところです。60aで30kgの米が120体前後とれます。30kgで6500円ぐらいですから、100体出荷したとして65万円です。トラクターやコンバイんを持っていないので人にやってもらうと、田植え時30万円、稲刈り時30万円かかります。肥料代、水利費、消毒代など入れたら、65万円以上かかります。ではなぜ米作りをやめられないのか。土地を荒らすと法律で罰せられます。罰せられないとしても、周りから苦情がきます。しかし、農村は高齢化して、耕作放置地が増えています。罰せられようが、周りから苦情が来ようが、年をとれば身体が動かず、働けなくなりますから、やれなくなってしまうわけです。幸い私はまだ元気で、仕事ができます。今朝は田んぼの土手の草を刈りました。土手がきれいになって充実感があります。